今回のアニメ見るは、漫画家「花沢健吾」さんが独特のテイストで描いてく下さった作品
「アンダーニンジャ」のお話です
サイト管理人はアニメだけで原作を見てはいないのですが、
凄く癖の強い作品で感性的に合わない人もいるだろうな・・・と思ったのが第1印象です
しかし全12話を見終えると、「なかなかこんなアニメ作品には、巡り会えないぞ!」と、
好印象に変わりました
公式サイト
スタッフ
原作:花沢健吾
監督:桑原智
ジャンル:アクション・サスペンス・コメディ
放送:2023年10月
主人公「霧隠九郎」の優秀さが伝わりにくい
最初に主人公の「雲隠九郎(くもがくれ・くろう)」が、いかに優秀な忍者なのか伝わりにくいです
主人公の生活スタイルや言葉をそのまま受け入れると、「無能じゃないか」と思い込みます
しかし、
準備周到(目的達成の為に、不備なく準備する)
情報収集(ターゲットに情報を集めている事を気づかせない・仮に気づいてもトレースしにくい)
襲撃・撤収(最小の時間で、自分の姿を敵味方の双方に見せない)
強敵(持てる最大戦闘能力で圧倒し、先手で戦意喪失させる)
宿敵(上記の4つを実行しつつ、宿敵と対峙しながら能力をを引き出させて分析、止めを刺す)
実生活(貧困+ニートを装い部屋は空っぽである、しかしそれはプロファイリングをさせない為)
文書で説明すると解りやすいと思うのですが、独特のテイストで描いている為、
奇抜な演出やコメディで話しが進んで行き、雲隠九郎の優秀さが伝わりません
まるで視聴者に雲隠九郎が「自分の優秀さを気取らせない」かの様です
サイエンス・フィクション
現代の設定で有る為、近未来的な科学が描かれています
諜報・工作員の出てくる映画で描かれる科学武器であったり、
国家レベルの大きな組織で無ければ作れないであろう、予算と建設が必要な超級システムであったりです
これが「忍術や忍びの掟」と相俟って、相乗効果が出ています
石を投げれば忍者に当たる
「石を投げれば忍者に当たる、誰に当たったかは解らない、どこにでもいるが誰にも解らない」
第1話で出てくる台詞です
この台詞を聞いた後、話しが進むに連れて「えっ!この人、忍者だったのか!」の場面があります
その驚きと同時に見ている人は「まだ他にも忍者がいるのでは?」と、深読みをしていきます
それ自体が作り手の忍術に掛かったかの様に、見る人を引きつける物語になっていたりします
色んな忍者が出てきますが、肉体的・精神面・人間性が強い方ばかりです
興味が沸いて来たら「アンダーニンジャ」、見てはいかがでしょうか?
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