これって何?
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<https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02F580S2A300C2000000/>
世界情勢のニュースを見る機会が多くなっているこの頃。
画像を見たら、「これって何?」と、気になるマークがあり、調べてみると国章と知りました。
早速、深掘りすると・・・
国章とは?
国章とは、国家を象徴する紋章だと知りました。
多くの国の国章は、国旗より複雑でその意味を調べると、国の成り立ちや文化や国民性が見えて来ます。
ウクライナ国章
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青盾と黄金の三叉戟が描かれています。
ヴォロディーメル1世が描いた紋章に由来するそうです。
他にも3つあり、合計4つの国章がある様です。
国旗も青に金色なので、統一されているのでしょうか?!
小さな子供でも描けそうなので、教育の場で「国章を描こう」が、ありそうです。
子供の個性や視点が出て、楽しそうですが。
<引用サイト:Wikipedia>
ロシア国章
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ロシア帝国の紋章に由来して、赤いフィールドに金色の鷹が描かれています。
ソビエト連邦の崩壊後に、ロシア帝国の紋章に由来する国章が使われるようになった様です。
双頭の鷹と3つの王冠、両手(足?)にも、何かを持っていますね。
中心にはドラゴンを倒す、騎士が描かれており、これらの意味を知るだけでも、ロシアのアイデンティティーを知る事が出来そうです。
歴史観や伝統を重んじているのが、最初に受けた印象です。
<引用サイト:Wikipedia>
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%AB%A0>
日本国章
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日本には国章はありません。
天皇が紋章を使用しており、今でも事実上の家紋といて使用している十六八重表菊(じゅうろくひとえおもてぎく)が、慣例として国章のような扱いを受けています。
<引用サイト:Wikipedia>
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%AB%A0>
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しかし現在では、日本国政府が政府の紋章として「五七桐花紋(ごしちとうかもん)」使用する機会が多い様です。
<引用サイト:首相官邸>
<https://www.kantei.go.jp/jp/q&a/archive/20040805a.html>
五七桐花紋
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桐花紋は植物のゴマノハグサ家に属する白桐を紋様化した様です。
鳳凰の宿る木で、五七は3枚の桐葉の上に中央に7つの桐花・左右に5つの桐花を描いてます。
青(紫?)に金色で描かれており、素朴な印象があり、インパクトは薄く、ゆっくり澄み渡る印象が個人的に好きです。
日本国歌と同じ印象がします。
<引用サイト:首相官邸>
<https://www.kantei.go.jp/jp/q&a/archive/20040805a.html>
総括
国章は国旗と違い、デザインを調べるだけでも、終わりが見えないほど意味深いです。
歴史の長い国ですと、国の誕生前から使われていた紋章が元であったりします。
また、時の移ろいと共に、国章描き方や意味も変化しています。
国章や国旗は世界共通のシンボルです。互いの文化や歴史を知り得る機会であり、混じりの無い正式の情報になり得ると思います。
引用・参考
ウォロディミル・ゼレンスキー(画像)
日本経済新聞
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ウクライナ国章
ウィキペディア
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ロシア国章
ウィキペディア
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日本国章
首相官邸
ウィキペディア
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猫の絵
いらすとや
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