スタッフ
・原作:附田祐斗 佐伯俊 森﨑友紀
・監督:米たにヨシトモ
・ジャンル:料理アニメ・学園
・放映:2015年4月
感想
本作品は、主人公幸平創真(ゆきひら・そうま)が実家の定食屋から、遠月茶寮料理學園(とうつきさりょうりょうりがくえん)に入学する所から、物語が始まります。
初回「果て無き荒野」の冒頭を見た時は、今風のスタンダードな料理アニメと思っていました。
ただ、食べた時の表現描写は、なぜか「肌ける(かなり易しめに言って)」であり、正直自分には受け入れがたい表現でした。
しかし見終わった後、「今後この作品を見続けるか?」を、考えながら「ボォ~」と、エンディングを見ていたら、「あれっ!」と、目に止まるシーンを見て、考えを改めました。
↓これが考えを改めたエンディングの一部シーンです。
長いテーブルを前面に登場人物達が、主人公を中心に一列に並んでいる。
不自然なシーンですが、凄く意味深いのです。
なぜなら、料理アニメとして、作品を作る者としての、オマージュが込められていたと、感じたからです。
↓オマージュはこれと推測
レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」です。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院に描かれています。
料理アニメを作るに当たって、熱心に制作に取り組まないと、ここまでこだわる事はしないと考えたのです。
他にも、作中の料理を作るシーンや食材の動きなども良く、独特の食後感想シーンと相まって、テンポも良く、気軽に楽しめる作品に仕上がっていました。
結局、気付けばシーズン1全てを見終えてました。
よく、アニメ通の方が「とりあえずアニメは3話見る」と、言います。
なので3話見て、合わなければ却下で良いと思います。
けど、シーズン1で出てくる料理は、一般的で馴染み深い料理がほとんどです。
その点も自分は面白いと感じていました。
味が想像しやすく、かつ料理の奥深さが実感しやすいからです。
よかったら見て下さい。「おあがりよ!」です。
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